2012年3月1日
午後、大型ショッピングセンターに買い物に行った。3階の駐車場に車を止め、エレベータで1回のフロアーに行くと、目の前のカート置き場のカートにバッグが掛けられたまま返却されている。バッグを忘れた人は今頃あわてていられるだろうと、そのバッグをサービスコーナーに届けた。コーナーの方が、早速中身を確かめられ、私の住所氏名などを書きとめて預かられた。
私はまだ買い物をしていなかったので、店内を回り、1時間ほど経っただろうか。携帯に電話が入ったので出てみると、落とし主の方かららしいが、何を言われているのか言葉が途切れ途切れで分からない。すると、サービスコーナーの方が電話を変わられて、嬉し涙で言葉が出られない状態なので、コーナーまで来て頂けないかとの事。
コーナーに行くと、涙を流していられる女性が、御礼をしたいので住所を教えてくださいとおっしゃる。お礼など不要だと言ったがどうしても教えて、と言われ、仕方なく教えたが、バッグを忘れた方も私と同じ姓でNさんだと分かり、不思議なご縁だナ・・と思った。
バッグの中には家の鍵も入っていたとの事。私は、よかった、よかった と何度も繰り返していた。
外は雨が降っていたが、私は何か清々しい気持ちで家路についた。
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